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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
セルギー・コルスンスキー 駐日ウクライナ大使
2025年02月25日
4月に離任するウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使は、国際社会における法の支配を重んじ、約2700人の避難民を受け入れるなどした日本のウクライナ支援に「永久に感謝する」と述べた。
日本の支援に謝意を示した上で「震災復興経験を生かして、大規模なインフラ再建事業に参加して欲しい」と要請し、停戦後を見据えた支援の継続を訴えた。また、ロシア軍に対抗するためにウクライナが核兵器を保有しても「抑止力にならない」と否定的な見解を示した。
日本が米国の核の傘の下にあるように、欧米の核保有国がウクライナに安全保障を提供することが、抑止力になり得ると指摘した。停戦後の平和維持のため「強固な安保の確約が必要だ」として、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の必要性を改めて訴えた。
ロシア軍が占領するウクライナ東、南部については「民主主義世界は、ロシアの占領を決して認めない」と語った。これらの地域が実質的にロシアの占領下で停戦したとしても「暫定的な扱い」とするべきだと強調した。「力による現状変更」を認めれば、東アジアを含めた世界の安保体制に将来にわたって禍根を残すと警告した。
ロシアのウクライナ侵攻による死傷者数は、ロシアが約64万人、一方のウクライナが約48万人とされ、同国の国外避難者は690万人に上っている。
■ セルギー・コルスンスキー
84年ウクライナ国立学士院研究員、91年ウクライナ国家科学技術委員会計画局長、94年ユネスコ国内委員会一等書記官、95年駐イスラエルウクライナ大使館経済・科学技術参事官、98年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年駐米ウクライナ大使館公使参事官(ワシントンDC)、05年駐米ウクライナ臨時代理大使、06年ウクライナ外務省経済協力局長、08年駐トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年ウクライナのヘンナディー・ウドベンコ外交アカデミー理事長、20年駐日ウクライナ特命全権大使。
日本の支援に謝意を示した上で「震災復興経験を生かして、大規模なインフラ再建事業に参加して欲しい」と要請し、停戦後を見据えた支援の継続を訴えた。また、ロシア軍に対抗するためにウクライナが核兵器を保有しても「抑止力にならない」と否定的な見解を示した。
日本が米国の核の傘の下にあるように、欧米の核保有国がウクライナに安全保障を提供することが、抑止力になり得ると指摘した。停戦後の平和維持のため「強固な安保の確約が必要だ」として、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟の必要性を改めて訴えた。
ロシア軍が占領するウクライナ東、南部については「民主主義世界は、ロシアの占領を決して認めない」と語った。これらの地域が実質的にロシアの占領下で停戦したとしても「暫定的な扱い」とするべきだと強調した。「力による現状変更」を認めれば、東アジアを含めた世界の安保体制に将来にわたって禍根を残すと警告した。
ロシアのウクライナ侵攻による死傷者数は、ロシアが約64万人、一方のウクライナが約48万人とされ、同国の国外避難者は690万人に上っている。
■ セルギー・コルスンスキー
84年ウクライナ国立学士院研究員、91年ウクライナ国家科学技術委員会計画局長、94年ユネスコ国内委員会一等書記官、95年駐イスラエルウクライナ大使館経済・科学技術参事官、98年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年駐米ウクライナ大使館公使参事官(ワシントンDC)、05年駐米ウクライナ臨時代理大使、06年ウクライナ外務省経済協力局長、08年駐トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年ウクライナのヘンナディー・ウドベンコ外交アカデミー理事長、20年駐日ウクライナ特命全権大使。