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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
吉野彰 旭化成名誉フェロー
2025年04月24日
リチウムイオン電池の開発で2019年にノーベル化学賞を受賞者の吉野彰旭化成名誉フェローは、自身の研究や戦後の日本の科学技術の歩みを振り返りつつ「独創性のある研究で世界と勝負してほしい」と今後への期待を語った。
当時を振り返り「キーワードは、ポータブルやコードレス。ウォークマンが新しい文化の象徴で、電話やパソコンを持ち歩くなんて考えていなかった」と述べた。
吉野旭化成名誉フェローは「充電できる電池」の小型化と軽量化を目指し、開発に取り組みノーベル化学賞の受賞者である白川英樹工学博士が発見した電気を通すプラスチック「ポリアセチレン」を電極に利用する研究をしていた。
一緒にノーベル化学賞を受賞することとなったジョン・グッドイナフ固体物理学者の研究成果に注目し「コバルト酸リチウム」という化合物の電極と、炭素繊維の電極を組み合わせて昭和60年、現在の「リチウムイオン電池」の原型となる新たな電池の開発に成功した。
ノーベル化学賞の受賞理由について、ノーベル委員会は「リチウムイオン電池は、軽くて、再充電できる強力なバッテリーでいまでは小型の携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われている。太陽光や風力などのエネルギーを十分ためることができ化石燃料が必要ではない社会を作り出すことも可能にする」と高く評価した。
吉野旭化成名誉フェローは、2004年に紫綬褒章を受章したほか、2019年日本国「文化勲章」「文化功労者」、2019年スウェーデン王立科学アカデミー ノーベル化学賞などを多数受賞している。
■ 吉野彰
72年旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社、82年川崎技術研究所、92年イオン二次電池事業推進部商品開発グループ長、94年株式会社エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長、98年イオン二次電池事業推進グループ長、01年電池材料事業開発室室長、03年旭化成グループフェロー、05年吉野研究室室長、10年技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長(現在)、15年顧問、17年名城大学大学院理工学研究科教授、17年名誉フェロー(現在)、18年九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター 訪問教授(現在)、19年九州大学 栄誉教授(現在)、20年(国研)産業技術総合研究所 フェロー兼エネルギー・環境領域 ゼロエミッション国際共同研究センター長(現在)、20年日本学士院会員(現在)21年名城大学 終身教授・特別栄誉教授(現在)。
当時を振り返り「キーワードは、ポータブルやコードレス。ウォークマンが新しい文化の象徴で、電話やパソコンを持ち歩くなんて考えていなかった」と述べた。
吉野旭化成名誉フェローは「充電できる電池」の小型化と軽量化を目指し、開発に取り組みノーベル化学賞の受賞者である白川英樹工学博士が発見した電気を通すプラスチック「ポリアセチレン」を電極に利用する研究をしていた。
一緒にノーベル化学賞を受賞することとなったジョン・グッドイナフ固体物理学者の研究成果に注目し「コバルト酸リチウム」という化合物の電極と、炭素繊維の電極を組み合わせて昭和60年、現在の「リチウムイオン電池」の原型となる新たな電池の開発に成功した。
ノーベル化学賞の受賞理由について、ノーベル委員会は「リチウムイオン電池は、軽くて、再充電できる強力なバッテリーでいまでは小型の携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われている。太陽光や風力などのエネルギーを十分ためることができ化石燃料が必要ではない社会を作り出すことも可能にする」と高く評価した。
吉野旭化成名誉フェローは、2004年に紫綬褒章を受章したほか、2019年日本国「文化勲章」「文化功労者」、2019年スウェーデン王立科学アカデミー ノーベル化学賞などを多数受賞している。
■ 吉野彰
72年旭化成工業株式会社(現旭化成株式会社)入社、82年川崎技術研究所、92年イオン二次電池事業推進部商品開発グループ長、94年株式会社エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長、98年イオン二次電池事業推進グループ長、01年電池材料事業開発室室長、03年旭化成グループフェロー、05年吉野研究室室長、10年技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長(現在)、15年顧問、17年名城大学大学院理工学研究科教授、17年名誉フェロー(現在)、18年九州大学グリーンテクノロジー研究教育センター 訪問教授(現在)、19年九州大学 栄誉教授(現在)、20年(国研)産業技術総合研究所 フェロー兼エネルギー・環境領域 ゼロエミッション国際共同研究センター長(現在)、20年日本学士院会員(現在)21年名城大学 終身教授・特別栄誉教授(現在)。