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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
松本晃 カルビー会長・CEO
2017年04月25日
カルビーの松本晃会長・CEOは、2009年カルビー会長就任以降、ダイバーシティー(多様性)と働き方改革を進めてきた。競争が厳しい時代に男、日本人、シニア、有名大卒だけでやっていけない。女性登用を含めたダイバーシティーは成長のエンジンであると企業経営者は再認識すべきだと強調した。
松本晃会長・CEOは、カルビーの女性管理職比率は、10年の5.9%から16年に22.1%に上がった。「20年に30%」の目標を1年、前倒しして達成したい。女性の登用は働き方改革にもつながる。子育て中の女性に午後4時に帰るよう言い続けた結果、女性を中心に生産性の高い働き方が浸透してきたと述べた。
女性登用は男性の既得権を奪うことにつながり、奪われた人は抵抗する。変革は痛みを伴うものであり、どうしても嫌なら辞めていいと言っている。仕事が終わったら早く帰るよう言い続けてきたが、男性に広がりにくい。自宅に帰ってもやることがないのか、飲みに行ってしまう。早く帰って家族と過ごしたり、文化教養を高めたりして魅力ある人になってほしい。結果、魅力ある人が新しい発想を生み、会社に貢献してくれるとした。
働き方改革は、経営トップが改革の優先順位を上げること。会社にとって本当に大事だという意識が足りないから「やる」と言うだけで進まない。改革を進めた結果、カルビーは増収増益を続けている。新卒採用の応募人数は2~3倍になり、人材確保にもつながっている。 法律を改正して残業代をゼロにすべきだ。浮いた残業代は社員に分配すればいい。残業代がなくなれば誰も残業をしなくなり、生産性は上がると語った。
■ 松本晃
72年京都大学農学部修士課程を修了後、伊藤忠商事株式会社入社。同社子会社センチュリーメディカル株式会社取締役営業本部長を経て、93年ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル株式会社(現:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)入社。代表取締役社長、最高顧問を歴任後、09年カルビー株式会社代表取締役会長兼CEO。以来、同社を5期連続の増収増益に導く。現在、国立大学法人東北大学未来医工学治療開発センター客員教授、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)顧問、京都府東京経済人会会長、地方独立行政法人長崎市立病院機構副理事長。
松本晃会長・CEOは、カルビーの女性管理職比率は、10年の5.9%から16年に22.1%に上がった。「20年に30%」の目標を1年、前倒しして達成したい。女性の登用は働き方改革にもつながる。子育て中の女性に午後4時に帰るよう言い続けた結果、女性を中心に生産性の高い働き方が浸透してきたと述べた。
女性登用は男性の既得権を奪うことにつながり、奪われた人は抵抗する。変革は痛みを伴うものであり、どうしても嫌なら辞めていいと言っている。仕事が終わったら早く帰るよう言い続けてきたが、男性に広がりにくい。自宅に帰ってもやることがないのか、飲みに行ってしまう。早く帰って家族と過ごしたり、文化教養を高めたりして魅力ある人になってほしい。結果、魅力ある人が新しい発想を生み、会社に貢献してくれるとした。
働き方改革は、経営トップが改革の優先順位を上げること。会社にとって本当に大事だという意識が足りないから「やる」と言うだけで進まない。改革を進めた結果、カルビーは増収増益を続けている。新卒採用の応募人数は2~3倍になり、人材確保にもつながっている。 法律を改正して残業代をゼロにすべきだ。浮いた残業代は社員に分配すればいい。残業代がなくなれば誰も残業をしなくなり、生産性は上がると語った。
■ 松本晃
72年京都大学農学部修士課程を修了後、伊藤忠商事株式会社入社。同社子会社センチュリーメディカル株式会社取締役営業本部長を経て、93年ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル株式会社(現:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)入社。代表取締役社長、最高顧問を歴任後、09年カルビー株式会社代表取締役会長兼CEO。以来、同社を5期連続の増収増益に導く。現在、国立大学法人東北大学未来医工学治療開発センター客員教授、米国医療機器・IVD工業会(AMDD)顧問、京都府東京経済人会会長、地方独立行政法人長崎市立病院機構副理事長。