遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

アントニオ・グテーレス 国連事務総長

2026年09月26日
今年の「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」を迎えるにあたり、私たちは核による破滅という脅威が差し迫っており、増大しつつあるという厳しい現実に直面しています。歴史からの教訓は明らかです。核兵器は恒久的な安全保障をもたらすものではありません。核兵器を使用すれば、いかなる国にも、いかなる人々にも決して起きてはならない悲惨な結末をもたらすでしょう。

ところが、高まる緊張や深まる不信、軍拡競争、核兵器の近代化は、私たちの共通の未来に危険な暗い影を投げかけています。核軍縮を推進し、不拡散へのコミットメントをさらに強化するための最近の多国間の取り組みが不調に終わったことは、分断した世界でコンセンサスの構築が難しくなったことを如実に示しています。それでも、挫折によって私たちの決意が揺らぐことがあってはなりません。

今こそ分断ではなく対話を、対立ではなく外交を、そして破壊ではなく軍縮を選ぶべき時です。核保有国はその軍縮義務を遵守し、核兵器の全面的廃絶に取り組まなければなりません。切迫感と勇気を持って行動し、現在と将来の世代のために、より安全で平和な世界を築こうではありませんか。


■ アントニオ・グテーレス
74年ポルトガル社会党入党、76年国会議員、92年社会党書記長、95年第114代ポルトガル首相、05年第10代国連難民高等弁務官、17年第9代国連事務総長。96年南十字星勲章大十字(ブラジル)、97年ポーランド共和国功労勲章大十字(ポーランド)、98年ウルグアイ東方共和国勲章大将校(ウルグアイ)、99年アステカの鷲勲章特別懸章(メキシコ)、00年レオポルド勲章大綬章(ベルギー)、カルロス3世勲章大十字(スペイン)、名誉勲章大十字(ギリシャ)、01年イタリア共和国功労勲章大十字(イタリア)、チリ功労勲章大十字(チリ)、アミルカル・カブラル勲章1級(カーボベルデ)、02年イザベラ・カトリック女王勲章頸飾(スペイン)、キリスト勲章大十字(ポルトガル)、国家功労勲章大十字(フランス)、旭日大綬章(日本)、16年自由勲章大十字(ポルトガル)19年国際カール大帝賞(ドイツ)、23年カルロス3世勲章頸飾(スペイン)。