遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

山田雄司 三重大学教授

2018年05月17日
三重大学は2012年から忍者・忍術の研究を始め、17年7月に伊賀サテライト内に「国際忍者研究センター」を設立した。

本センターは、伊賀地域を中心として忍者に関する教育研究を推進し、その成果を広く国内外に発信することにより、国際的な忍者研究の拠点として機能するとともに、伊賀の地域創生に資することを目的としている。昨年は市が「忍者市」を宣言し、文化庁の「日本遺産」に「忍びの里 伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて」が認定された。 

山田教授は「忍者に興味のある人に幅広く参加してもらい、意見交換することで研究を深めるきっかけになれば」と述べた。

甲賀組百人武士末裔である遠藤 潔 第十八遠藤宗家は、忍者・忍術に関する研究を通じて山田教授と交流がある。


■ 山田雄司
91年京都大学文学部史学科卒業、98年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了、「崇徳院怨霊の研究」で学術博士。99年三重大学人文学部講師、01年助教授、07年准教授、11年教授。
著書『怨霊・怪異・伊勢神宮』(思文閣出版)、『忍者文芸研究読本』(編著・笠間書院)、伊賀忍者研究会編『忍者の教科書 新萬川集海1・2』(監修、笠間書院)など。