遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

アントニオ・グテーレス 国連事務総長

2018年06月05日
健全な地球は、豊かで平和な未来に欠かせません。私たちにはすべて、かけがえのない故郷を守るために果たすべき役割があります。しかし、何をすべきか、どこから始めたらよいかを知るのは難しいこともあります。そこで、今年の「世界環境デー」では、たった1つのことをお願いすることにしました。プラスチック汚染をやめることです。

私たちの世界は、有害なプラスチック廃棄物であふれています。毎年、800万トンを超えるゴミが海洋に流れ込んでいます。 海中のマイクロプラスチックは今や、銀河系の星の数を上回っています。離島から北極圏まで、汚染されていない場所はありません。現状のトレンドが続けば、2050年までに、私たちの海には魚よりもプラスチックが多くなってしまいます。

「世界環境デー」に発信すべきメッセージはシンプルです。それは使い捨てプラスチックを拒絶することです。再利用できないものは断ってください。 私たちが力を合わせれば、よりクリーンかつグリーンな世界への道を切り開くことができるのです。


■ アントニオ・グテーレス
ポルトガルの政治家。第9代国際連合事務総長。同国の首相や社会主義インターナショナル議長、国連難民高等弁務官(UNHCR)などを歴任。