遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

王貞治 福岡ソフトバンクホークス会長

2019年01月18日
プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長は、平成の野球界を回顧した。ホークス監督、ON対決、初代WBC監督、メジャー挑戦、大谷翔平選手への思いなどを語った。

王監督は、日本代表監督として初代王者に導いた1906年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について「勝つということに向かっていく選手の姿は頼もしかった。日の丸を着けて野球をしたのは初めてで、パワーをもらった。20年は日本開催だから、ものすごい力を発揮してくれるのではないか」と言及し、東京五輪で金メダル獲得を目指す日本代表に期待を寄せた。

平成に入り、多くの日本人選手がメジャーリーグで活躍しているが、王監督が現役だったら「自分の中でもある程度やれるという気持ちは、(当時)ありました。そこに山があれば登りたいと思うのと一緒で、(メジャーに)チャレンジしていたと思う」と述べた。

また、この日に退院が発表された読売ジャイアンツの長嶋茂雄終身名誉監督対しては、「本当に良かった。日本国民にとって特別な存在、元気で輝いて欲しい」と語った。


■ 王貞治
福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役会長。日本プロ野球名球会顧問。 世界記録となるレギュラーシーズン通算本塁打868本を記録し、巨人のV9に貢献。国民栄誉賞受賞者第一号であり、2010年には文化功労者として顕彰された。