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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
中満泉 国連事務次長(軍縮担当上級代表)
2019年04月23日
国連事務次長の中満泉軍縮担当上級代表は、核軍縮をめぐる米国とロシアの関係悪化について「冷戦時代の緊張状態に戻るかのような状況になっている」との懸念を表明した。
中満事務次長は、米国のトランプ政権が中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄する方針を示したことを「象徴的な緊張状態であり、条約が本当になくなってしまう」と指摘。さらに、2021年2月に期限切れを迎える米ロの新戦略兵器削減条約(新START)延長が「一番重要だ」と強調した。
一方、人工知能(AI)が敵を殺傷する「自律型致死兵器システム(LAWS)」などの新型兵器の登場が今後の国際的な軍縮交渉の行方に影響を与えると警告した。「質的な軍備拡大の傾向にあるかもしれない」と述べ、国連として核軍縮とともにAI兵器への対応も課題だと訴えた。
■ 中満泉
98年スウェーデン・ストックホルムに本部を置く政府間組織「民主主義・選挙支援国際研究所」官房長・企画調整局長、05年一橋大学国際関係論教授、外務省海外交流審議会委員、独立行政法人国際協力機構(JICA)平和構築担当客員専門員(シニア・アドバイザー)、08年国連平和維持活動局政策・評価・訓練部長、12年国連平和維持活動局アジア中東部長、14年国連開発計画(UNDP)総裁補・危機対応局長、16年「難民と移民に関する国連サミット」特別顧問代行を兼務などを歴任。17年国連事務次長兼軍縮担当上級代表。
中満事務次長は、米国のトランプ政権が中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄する方針を示したことを「象徴的な緊張状態であり、条約が本当になくなってしまう」と指摘。さらに、2021年2月に期限切れを迎える米ロの新戦略兵器削減条約(新START)延長が「一番重要だ」と強調した。
一方、人工知能(AI)が敵を殺傷する「自律型致死兵器システム(LAWS)」などの新型兵器の登場が今後の国際的な軍縮交渉の行方に影響を与えると警告した。「質的な軍備拡大の傾向にあるかもしれない」と述べ、国連として核軍縮とともにAI兵器への対応も課題だと訴えた。
■ 中満泉
98年スウェーデン・ストックホルムに本部を置く政府間組織「民主主義・選挙支援国際研究所」官房長・企画調整局長、05年一橋大学国際関係論教授、外務省海外交流審議会委員、独立行政法人国際協力機構(JICA)平和構築担当客員専門員(シニア・アドバイザー)、08年国連平和維持活動局政策・評価・訓練部長、12年国連平和維持活動局アジア中東部長、14年国連開発計画(UNDP)総裁補・危機対応局長、16年「難民と移民に関する国連サミット」特別顧問代行を兼務などを歴任。17年国連事務次長兼軍縮担当上級代表。