遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

鴨志田リエ 目黒区議会議員

2016年03月18日
目黒区議会議員の鴨志田リエ氏は、自治体を応援する趣旨で始まったふるさと納税の課題として、寄付のお礼に地域の特産品をプレゼントする自治体が多いことから人気を博し、「わが町に寄付してほしい」と自治体同士の競争が過熱している。その反面、過度な特産品や本末転倒な自治体が問題視され、ふるさと納税により本来入る税収が大きく減り、危機感を募らせる自治体は少なくないと語った。

目黒区は、ふるさと納税により1億円の減収となった。寄付は返礼品で競うのでなく政策や地域愛に訴えることが本来ではないかと強調した。

青木目黒区長は、鴨志田議員の下記一般質問に賛同し、目黒区「一人家庭の子供支援」寄付新設が実現した。

(1) 少子化が進む中で本区は毎年出生数が増え、子育てのまちでもある。例として「目黒区子育て応援基金」を創設し、一人親家庭の子供の学習支援や保育士資格取得支援、地域の子育て団体やNPOへの支援に活用する等、寄付メニューを増やす提案するが、見解を伺う。

(2) ふるさと納税サイトや各自治体の寄付サイトは大変充実し、寄付意欲を駆り立てるアピール度は本区の寄付サイトと比較し1000倍と言えよう。寄付金のサイトの充実が必要と考えるが、見解を伺う。

鴨志田議員は、貧困家庭の子供の支援をせずに放置した場合、社会が被る損失は、東京が4千億円と最大で、全国で2兆9千億円になるとの日本財団の試算結果を重く受け止め、支援の輪を広げたいと述べた。


■ 鴨志田リエ
02年目黒区議会議員補欠選挙にて初当選、 03年目黒区議会議員2期目当選(目黒区監査委員) 、07年目黒区議会議員3期目当選(目黒区議会副議長、目黒区監査委員) 、11年目黒区議会議員4期目当選(刷新めぐろ幹事長、目黒区監査委員) 、 13年アデッソデザイン合同会社代表、15年目黒区議会議員5期目当選。