遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

増保輝則 ラグビー日本代表・元神戸製鋼コベルコスティーラーズ 監督

2019年08月08日
株式会社遠藤総合研究所教育顧問の増保輝則ラグビー日本代表は、戦後最年少(当時)となる19歳3カ月で日本代表に選出され、ワールドカップ(W杯)は3大会に出場した。現在は大会アンバサダーとして普及活動を通して、ラグビーの特徴を示した5つの価値を伝えている。それは、「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」である。

増保氏は「国際連盟のワールドラグビーは、ラグビー憲章を公式に定めている。プレーし、指導し、競技規則を作り、適用する際の基本原則を網羅する5つの言葉を選手に最も知って欲しい」と語った。

90年高校日本代表の主将として初海外遠征に訪れたのは、伝統国スコットランドを振り返り「盛大に歓迎をしてもらった」と感謝する。前年89年に日本代表が同国代表に歴史的勝利を挙げていたが、敵対心より温かさを感じた。いい宿を用意してもらい、ジュニア世代にもかかわらず、6万人以上収容のマレーフィールドで試合もさせてもらった。そこには「品位」であり「尊重」があった。「年齢などは、関係なかった。文化を感じました」と述べた。

日本はアジア初のラグビーワールドカップ(W杯)開催国となる。20チームが出場し、優勝チームに贈られる「ウェブ・エリス・カップ」を懸けて熱戦を繰り広げる。第9回大会の試合日程は9月20日から11月2日までで、札幌から熊本までの南北12都市で開催される。


■ 増保輝則
遠藤潔と淑徳小学校同級生。72年(昭和47年)1月26日東京都生まれ。城北中2年でラグビーを始める。城北高3年時には高校日本代表主将を務める。早大から94年に神戸製鋼入社。現役引退後04年~06年神戸製鋼監督。ポジションはWTB。W杯91、95、99年大会に出場。日本代表キャップ47。14年遠藤総合研究所教育顧問。