SOMPOホールディングス代表取締役社長兼CEOの桜田謙悟経済同友会代表幹事は、10月1日に迫った消費税増税について「10%では（財政が）持たない。17%がよい」との考えを明らかにした。桜田代表幹事は、国の予算の3分の1が社会保障に使われる現状について、現役世代の負担増を抑えるため「痛みを伴う改革」の実現を政府に求めた。

企業の人材採用については「定年制は廃止されるべきだ。年齢で仕事の価値が決まるはずがない」と語った。


■　櫻田謙悟
SOMPOホールディングス代表取締役社長兼CEO。78年安田火災海上保険株式会社入社、05年損害保険ジャパン執行役員金融法人部長、07年株式会社損害保険ジャパン常務執行役員、損害保険ジャパン取締役常務執行役員、10年SOMPOホールディングス取締役常務執行役員、SOMPOホールディングス取締役執行役員、損害保険ジャパン代表取締役社長執行役員、11年SOMPOホールディングス取締役、 12年SOMPOホールディングス代表取締役社長社長執行役員、13年本損害保険協会副会長、14年日本損害保険協会会長、損害保険ジャパン日本興亜代表取締役会長会長執行役員、15年損害保険ジャパン日本興亜代表取締役会長、15年SOMPOホールディングスグループCEO代表取締役社長社長執行役員（現職）、損害保険ジャパン日本興亜取締役会長、16年損害保険ジャパン日本興亜株式会社取締役、19年経済同友会代表幹事。