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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
遠藤俊英 金融庁長官
2019年12月20日
金融庁の遠藤俊英長官は、低金利や人口減で厳しい環境に置かれている地域金融機関の経営改善に向けて金融庁との対話を重要視する考えを示した。遠藤長官は、地銀再編を踏まえ「地域企業の価値を高めるビジネスモデルを構築」に焦点とすると語った。
遠藤長官は生き残りを懸けて再編も視野に入れる金融機関との対話に際し「単に足元が厳しいという理由で合併するのは将来性があるか」と持続可能性を疑問視した。不良債権問題で1990年代後半以降、危機に陥った大手銀行などが不良債権を隠すようになる前に率直な対話が行えたかとの反省に立ち「今のうちに信頼関係をつくり、リスクを共有して危機を防ぎたい」と強調した。
かんぽ生命保険と日本郵便の過剰ノルマによる保険不正販売について「問題だ。金融当局が指導することではないが、経営者には考えて頂きたい」と述べ、金融機関が従業員に課す営業ノルマが過剰であれば見直すよう、経営トップに要請したことを明らかにした。
■ 遠藤俊英
金融庁長官(第10代)。81年国家公務員上級(法律)合格、82年東京大学 法学部卒業(法学士)、82年大蔵省入省(主計局 総務課)、83年主計局調査課、84年英国ロンドン大学(LSE)留学(経済学修士)、86年大臣官房秘書課財務官室係長、88年国税庁 広島国税局米子税務署長、89年国税庁長官官房総務課国際業務室課長補佐、90年銀行局銀行課課長補佐、92年主税局国際租税課課長補佐、93年主税局調査課課長補佐、94年主税局税制第一課課長補佐、96年主税局総務課課長補佐、97年大臣官房調査企画課課長補佐、98年国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局審議役、00年国際通貨基金(IMF)財政局審議役、02年金融庁証券取引等監視委員会特別調査課長、04年監督局参事官兼コングロマリット室担当参事官兼国際監督室長、05年監督局銀行第1課長、07年総務企画局参事官兼信用制度参事官、08年検査局総務課長、09年総務企画局総務課長、10年監督局参事官(銀 2、保険、協金、対応室等担当)、11年監督局審議官(銀 1、保険、バーゼル基準、企画等担当)、12年監督局審議官(銀 1、証券、バーゼル基準、企画等担当)、13年総務企画局審議官(企画、市場、官房担当)兼財務省関東財務局金融商品取引所監理官、14年検査局長、15年監督局長、18年金融庁長官。
遠藤長官は生き残りを懸けて再編も視野に入れる金融機関との対話に際し「単に足元が厳しいという理由で合併するのは将来性があるか」と持続可能性を疑問視した。不良債権問題で1990年代後半以降、危機に陥った大手銀行などが不良債権を隠すようになる前に率直な対話が行えたかとの反省に立ち「今のうちに信頼関係をつくり、リスクを共有して危機を防ぎたい」と強調した。
かんぽ生命保険と日本郵便の過剰ノルマによる保険不正販売について「問題だ。金融当局が指導することではないが、経営者には考えて頂きたい」と述べ、金融機関が従業員に課す営業ノルマが過剰であれば見直すよう、経営トップに要請したことを明らかにした。
■ 遠藤俊英
金融庁長官(第10代)。81年国家公務員上級(法律)合格、82年東京大学 法学部卒業(法学士)、82年大蔵省入省(主計局 総務課)、83年主計局調査課、84年英国ロンドン大学(LSE)留学(経済学修士)、86年大臣官房秘書課財務官室係長、88年国税庁 広島国税局米子税務署長、89年国税庁長官官房総務課国際業務室課長補佐、90年銀行局銀行課課長補佐、92年主税局国際租税課課長補佐、93年主税局調査課課長補佐、94年主税局税制第一課課長補佐、96年主税局総務課課長補佐、97年大臣官房調査企画課課長補佐、98年国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局審議役、00年国際通貨基金(IMF)財政局審議役、02年金融庁証券取引等監視委員会特別調査課長、04年監督局参事官兼コングロマリット室担当参事官兼国際監督室長、05年監督局銀行第1課長、07年総務企画局参事官兼信用制度参事官、08年検査局総務課長、09年総務企画局総務課長、10年監督局参事官(銀 2、保険、協金、対応室等担当)、11年監督局審議官(銀 1、保険、バーゼル基準、企画等担当)、12年監督局審議官(銀 1、証券、バーゼル基準、企画等担当)、13年総務企画局審議官(企画、市場、官房担当)兼財務省関東財務局金融商品取引所監理官、14年検査局長、15年監督局長、18年金融庁長官。