遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

平田麻莉 プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会代表理事

2020年03月19日
プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の平田麻莉代表理事は、新型コロナウイルスを巡るフリーランスへの政府支援策への受け止めや所得補償をはじめとする救済策のあり方について「最悪の事態は回避できた」と評価した。

平田代表理事は、政府が表明した一律4100円という給付金について「現行の法制上は、自営業が給付金をもらうというのは難しかった。まずは感謝したい」と述べた。

フリーランスには、契約書を作らずに口約束で仕事を請け負ったり、仕事のキャンセルが電話一本だったりすることも多く、就業状況の証明方法などに課題が残る。不正受給も起こり得ることから「(給付額は)この辺が精いっぱいだったのかな」と印象を語った。

政府が大型イベントの自粛を求めている点については「対象となるイベントの定義があいまいで、あらゆるイベントの自粛につながっており、経済が死にかねない」と訴えた。


■ 平田麻莉
慶應義塾大学総合政策学部在学中にPR会社ビルコムの創業期に参画。Fortune 500企業からベンチャーまで、国内外50社以上において広報の戦略・企画・実働を担い、戦略的PR手法の体系化に尽力。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院への交換留学を経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。現在はフリーランスでPRプランニングや出版プロデュースを行う傍ら、2017年1月にプロボノの社会活動としてプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会設立。政府検討会の委員・有識者経験等を歴任。