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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
セルギー・コルスンスキー 駐日ウクライナ大使
2020年11月30日
10月に着任したセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、日本の北方領土問題について「ロシアの北方領土は不法な占拠であり、日本に返還されるべきである」と述べた。
しかし、北方領土の返還時期については、今の時点では大きな期待は持てないと指摘した。ウクライナ、モルドバ、ジョージア、アゼルバイジャンといったGUAMの国々がロシアとの間で領土問題を抱えていることを喚起しつつ、アジアでは日本もロシアとの間で同様の問題を抱えており、ロシアはそのような政策を意図的に利用しているとの見方を示した。
セルギー大使は「全ての問題は相互に繋がっている」と述べ、前述の領土問題は「ロシアが世界をどう見ているかの反映である」と語った。その上で、日本とウクライナの領土一体性の回復という共通のゴールは両国を連帯させるものだと考えていると主張した。
■ セルギー・コルスンスキー
62年キエフ市生まれ、84年キエフ国立大学卒業、91年ウクライナ科学技術委員会R&Dプログラム局長、95年在イスラエル国ウクライナ大使館経済参事官、99年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年在米国ウクライナ大使館の参事官、公使参事官、大使臨時代理、06年ウクライナ外務省経済局長、08年在トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年ウクライナ外交アカデミーのディレクター、20年駐日ウクライナ特命全権大使。
しかし、北方領土の返還時期については、今の時点では大きな期待は持てないと指摘した。ウクライナ、モルドバ、ジョージア、アゼルバイジャンといったGUAMの国々がロシアとの間で領土問題を抱えていることを喚起しつつ、アジアでは日本もロシアとの間で同様の問題を抱えており、ロシアはそのような政策を意図的に利用しているとの見方を示した。
セルギー大使は「全ての問題は相互に繋がっている」と述べ、前述の領土問題は「ロシアが世界をどう見ているかの反映である」と語った。その上で、日本とウクライナの領土一体性の回復という共通のゴールは両国を連帯させるものだと考えていると主張した。
■ セルギー・コルスンスキー
62年キエフ市生まれ、84年キエフ国立大学卒業、91年ウクライナ科学技術委員会R&Dプログラム局長、95年在イスラエル国ウクライナ大使館経済参事官、99年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年在米国ウクライナ大使館の参事官、公使参事官、大使臨時代理、06年ウクライナ外務省経済局長、08年在トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年ウクライナ外交アカデミーのディレクター、20年駐日ウクライナ特命全権大使。