遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

太田資暁 太田道灌第十八代

2016年06月13日
江戸・東京の繁栄と発展の基礎を築いた太田道灌公は、遠藤 潔 第十八代遠藤宗家の祖母方の縁戚であり、遠藤寛第十七代当主の従兄弟である太田資和氏の祖先で、室町時代の武将である。

太田資暁 太田道灌第十八代は、認定NPO法人 江戸城天守を再建する会会長として、東京オリンピックの開催に合わせて2020年の竣工を目指している。三代徳川将軍家の家光公が寛永年間に建てた5階建ての天守を、木造建築で正確に再現。高さは約60メートルで20階建ての高層マンションに相当し、日本の天守で最大となる。

同会は「江戸城再建を目指す会」として2006年に発足。会員数が3000人を突破したことを節目として、会名を「江戸城天守を再建する会」に改めた。

太田資暁会長は「もともと当会は、資金的なバックも、政治的なバックもなかった草の根運動。会名を変更したことで、江戸城再建に向けた節目になれば」と語った。

日本経済研究所の小林宣行氏によると「天守再建に伴う経済波及効果は約1000億円。国際会議の開催場所にすれば、各国の首脳にも喜んでもらえるはず」と期待を示している。

ただし、350億円もの総工費をどこから捻出するかなど課題は多い。中でも、建設予定地の天守台は国有地の皇居・東御苑にあり、特別史跡に指定されている。宮内庁などの認可が必要なことが大きなハードルとなる。太田会長は「天皇家の敷地内なので、皇室関係者の方々のご理解が必要」と述べた。


■ 太田資暁
太田道灌公十八代目子孫。東京海上専務、東京海上あんしん生命社長を経て、現在は出光興産監査役。NPO法人 江戸城天守を再建する会会長、太田道灌公墓前祭実行委員会会長。