トップページ
プロフィール
基本理念
活動報告
資料
お問い合わせ
トップページ
>
遠藤潔の活動報告
2024年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
平田直 東京大学地震研究所地震予知研究センター長
2016年06月29日
東京大学地震研究所の平田直地震予知研究センター長は、首都直下地震の被害想定をめぐって、首都圏に最も大きな被害をもたらすとされたのは「都心南部直下地震」(M7.3)だと述べた。この地震が発生すると、1都3県の3割で震度6弱以上、一部地盤の弱いところで震度7の揺れが生じ、木造住宅を中心に多くの建物が損壊する予想となる。
平田地震予知研究センター長は、大地震や津波の発生を止めることはできないが、震災を防ぐことはできるとしたうえで、建物の耐震性を向上させ、地域の防災力を高めて災害からの回復力を高める必要があるとした。
首都直下地震での死亡原因の1位は焼死であり、現在、出火の主な原因は漏電など電気器具関係と指摘されている。中央防災会議の報告でも、火災による犠牲者16.000人という想定数は、感震ブレーカーや漏電ブレーカーの設置などで漏電などを防ぐことにより、9.000人に減らすことができる。さらに初期消火に成功すれば、犠牲者数は800人にまで減らせるという。
更に平田地震予知研究センター長は、私たち自身が強い揺れを感じたときに何をすべきかを考え、訓練しておくことも大事である。東日本大震災の時も都心で強い揺れを感じたのは、3分間程度。つまり、この最初の3分間に、自分の身の安全を確保することが重要だとした。
揺れを感じたら、まず姿勢を低くして、落下物や飛散物から頭を守り、動かないでいる必要があると語った。アメリカで始められた一斉防災訓練(シェイクアウト www.shakeout.jp)は、日本でも2013年から始められ、毎年約400万人の人が参加しているが、もっと普及させる必要があると強調した。
■ 平田直
82年東京大学理学部助手、98年千葉大学理学部助教授、93年東京大学地震研究所助教授、98年東京大学地震研究所教授。
05年東京大学地震研究所副所長、09年東京大学地震研究所所長、11年東京大学地震研究所地震予知研究センター長。
平田地震予知研究センター長は、大地震や津波の発生を止めることはできないが、震災を防ぐことはできるとしたうえで、建物の耐震性を向上させ、地域の防災力を高めて災害からの回復力を高める必要があるとした。
首都直下地震での死亡原因の1位は焼死であり、現在、出火の主な原因は漏電など電気器具関係と指摘されている。中央防災会議の報告でも、火災による犠牲者16.000人という想定数は、感震ブレーカーや漏電ブレーカーの設置などで漏電などを防ぐことにより、9.000人に減らすことができる。さらに初期消火に成功すれば、犠牲者数は800人にまで減らせるという。
更に平田地震予知研究センター長は、私たち自身が強い揺れを感じたときに何をすべきかを考え、訓練しておくことも大事である。東日本大震災の時も都心で強い揺れを感じたのは、3分間程度。つまり、この最初の3分間に、自分の身の安全を確保することが重要だとした。
揺れを感じたら、まず姿勢を低くして、落下物や飛散物から頭を守り、動かないでいる必要があると語った。アメリカで始められた一斉防災訓練(シェイクアウト www.shakeout.jp)は、日本でも2013年から始められ、毎年約400万人の人が参加しているが、もっと普及させる必要があると強調した。
■ 平田直
82年東京大学理学部助手、98年千葉大学理学部助教授、93年東京大学地震研究所助教授、98年東京大学地震研究所教授。
05年東京大学地震研究所副所長、09年東京大学地震研究所所長、11年東京大学地震研究所地震予知研究センター長。