遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

小林鷹之 経済安全保障担当相

2021年12月22日
内閣府の小林鷹之特命担当大臣(科学技術政策、宇宙政策)・経済安全保障担当は、半導体の復権に向けて「国の本気度が問われている。今なら間に合う。半導体産業の再生は可能だ」と述べ、半導体、レアアースなどのサプライチェーン強化について「重要な戦略物資で、同時並行で取り組む」と表明した。

小林担当大臣は「国の本気度が伝わらなければ、半導体関連の民間企業や人材は海外に出てしまう」と危機感を露わにした。国内の半導体産業が復活するには「少なくとも10年はかかる」とも指摘した。製造拠点などの供給側の整備と同時に、半導体を使用する市場づくりを国内で進めることが重要だとした上で「この先10年間でどれほど国がコミットするかで、民間企業の本気度が変わる」と重要技術の保全・育成や供給網の強靱化の必要性を語った。

日本技術の海外流出問題については「研究の健全性、公正性の担保が大切だ。研究者が公的資金を申請した際、外国から同時に資金援助を受けていないか開示を促す仕組みを今年度末までに形にし、透明性向上を促したい」とした。


■ 小林鷹之
99年大蔵省入省、理財局資金第一課配属、01年ハーバード大学ケネディ行政大学院留学(公共政策修士号取得)、05年理財局総務課課長補佐、07年在アメリカ合衆国日本国大使館二等書記官、一等書記官、自由民主党千葉県第二選挙区支部長、12年衆議院議員、16年防衛大臣政務官、21年内閣府特命担当大臣(科学技術政策、宇宙政策)に就任。