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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
セルギー・コルスンスキー 駐日ウクライナ大使
2022年04月01日
ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、日本政府に機能不全に陥った国連安保理に代わる安全保障体制の発展に向けた「日本のリーダーシップ」を求めた。さらに憲法9条を含めて「日本の政治的環境、とりわけ人々の戦争に対する姿勢についても考慮している」と述べた。
コルスンスキー大使は「ロシアは、未だに安保理の席を持っているのか不思議だ。日本は超大国の1つで、国際的に非常に重要な立場にある。だからこそ、戦後に向けてリーダーシップを取ってもらいたい。時代遅れな国連安保理に代わる、戦争を止められる新しい安全保障の枠組みが必要である」と訴えた。
ロシアのプーチン大統領によって始められたウクライナ侵攻は、すでに1か月以上が経過した。圧倒的な軍事力を持つロシアに対し、米英などの支援を受けたウクライナは抵抗を見せ、首都キーウを死守し続けている。
コルスンスキー大使は「ロシアは2~3日ウクライナを攻撃するれば勝って、占領したキーウで戦勝パレードができると思っていたようだが、現状はそうはなっていないし、そうなることもない。私たちはキーウを絶対に放棄することはない」と力強く宣言した。
こうしたウクライナ国民の姿勢もあり、ロシア軍はキーウ攻略から撤退し始めたとの見方も出ている。しかし、本国からクリミアへの陸路を確保したいロシアの東部地域への執着は強い。港湾都市マリウポリなどは破壊し尽くされ、強制的にウクライナ国民がロシアに連れ去られるなどの蛮行が続いている。
コルスンスキー大使は、東部地域での制空権を奪われているウクライナ情勢に対し「近々、超近代兵器をアメリカ、イギリスから供与される。これでウクライナの空を守ることができる」と期待を込めた。
■ セルギー・ウォロディミロヴィチ・コルスンスキー
84年キエフ大学卒業、同大学教員、物理学・数学専攻の理学博士(Doctor of Science)、95年キエフ大学国際関係研究所研修、ウクライナ国立科学アカデミーの研究者、科学技術行政、ユネスコ国内委員会、ウクライナ大使館イスラエル国家経済科学技術カウンセラーなどを歴任後、98年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年駐米ウクライナ大使館(ワシントンDC)、05年駐米ウクライナ臨時代理大使、06年ウクライナ外務省経済協力局長、08年駐トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年10月から2020年ウクライナHennadii Udovenko外交アカデミー勤務、20年駐日ウクライナ特命全権大使。
コルスンスキー大使は「ロシアは、未だに安保理の席を持っているのか不思議だ。日本は超大国の1つで、国際的に非常に重要な立場にある。だからこそ、戦後に向けてリーダーシップを取ってもらいたい。時代遅れな国連安保理に代わる、戦争を止められる新しい安全保障の枠組みが必要である」と訴えた。
ロシアのプーチン大統領によって始められたウクライナ侵攻は、すでに1か月以上が経過した。圧倒的な軍事力を持つロシアに対し、米英などの支援を受けたウクライナは抵抗を見せ、首都キーウを死守し続けている。
コルスンスキー大使は「ロシアは2~3日ウクライナを攻撃するれば勝って、占領したキーウで戦勝パレードができると思っていたようだが、現状はそうはなっていないし、そうなることもない。私たちはキーウを絶対に放棄することはない」と力強く宣言した。
こうしたウクライナ国民の姿勢もあり、ロシア軍はキーウ攻略から撤退し始めたとの見方も出ている。しかし、本国からクリミアへの陸路を確保したいロシアの東部地域への執着は強い。港湾都市マリウポリなどは破壊し尽くされ、強制的にウクライナ国民がロシアに連れ去られるなどの蛮行が続いている。
コルスンスキー大使は、東部地域での制空権を奪われているウクライナ情勢に対し「近々、超近代兵器をアメリカ、イギリスから供与される。これでウクライナの空を守ることができる」と期待を込めた。
■ セルギー・ウォロディミロヴィチ・コルスンスキー
84年キエフ大学卒業、同大学教員、物理学・数学専攻の理学博士(Doctor of Science)、95年キエフ大学国際関係研究所研修、ウクライナ国立科学アカデミーの研究者、科学技術行政、ユネスコ国内委員会、ウクライナ大使館イスラエル国家経済科学技術カウンセラーなどを歴任後、98年ウクライナ外務省経済協力局副局長、00年駐米ウクライナ大使館(ワシントンDC)、05年駐米ウクライナ臨時代理大使、06年ウクライナ外務省経済協力局長、08年駐トルコ共和国ウクライナ特命全権大使、17年10月から2020年ウクライナHennadii Udovenko外交アカデミー勤務、20年駐日ウクライナ特命全権大使。