遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

青木英二 目黒区長

2022年06月24日
目黒区の青木英二区長は、日本政府が2020年10月「2050年カーボンニュートラル」を宣言したことを受け「2050年までに、目黒区内から排出されるCO2二酸化炭素の実質ゼロを目指す『ゼロカーボンシティ』」を表明した。

2018年のCO2排出量約10億6000万トンのうち、石油、石炭などのエネルギーを電力や水素などに転換し、発電もCO2を排出しない再生可能エネルギーや原子力などに代え、2050年には排出と吸収を合わせ実質ゼロを目指す計画。

成長戦略では洋上風力産業、自動車・蓄電池産業、資源循環関連産業など14の重要分野で研究開発を進めることで、2050年には年190兆円規模の経済効果を見込む。

地球温暖化対策では、原因となる二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量をいかに減らすかが重要となっている。「カーボンニュートラル」とは、CO2の排出量をプラス・マイナスでゼロにし、大気中のCO2全体の量を増減させないことを指す。ここでいうニュートラルとは増減に対して「中立(=ゼロ)」を意味する。

目黒区では、今年度令和4年度から令和8年度の実施計画の中に庁用車の脱炭素化を事業計画にも掲げている。燃料電池自動車の導入を行うことにより、CO2の排出をゼロにする。令和8年度に向け、計画的に31台の庁用車を環境にやさしい車両に切り替える。

青木区長は取組を通じて「私ども目黒区役所も、地域の一事業者として、率先垂範、脱炭素社会に、しっかりと取り組んでいきたい」と語った。


■ 青木英二
83年目黒区議会議員、91年東京都議会議員、04年目黒区長、08年目黒区長(第二期目)、12年目黒区長(第三期目)、16年目黒区長(第四期目)、20年目黒区長(第五期目)。東京都議会議員(2期)、目黒区議会議員(2期)を歴任。