遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

安倍晋三 元首相

2022年07月10日
安倍晋三元首相(67歳)が8日午後5時、演説中に銃撃され、搬送先の奈良県立医科大附属病院で死去した。11日午後6時から増上寺光摂殿で家族葬が営まれる。喪主は妻昭恵氏。後日、東京と地元の山口県でお別れの会を開催する予定。

安倍首相は7年8カ月に及ぶ第2次政権で日米関係を立て直し、集団的自衛権の限定行使が可能になる安全保障関連法の成立など外交・安保政策で大きな成果を積み上げた。

「地球儀を俯瞰する外交」を掲げ、世界を飛び回る中で各国首脳と信頼関係を構築した。特にトランプ前米大統領と親密な関係を築いたことが外交上の日本の存在感を高め、欧州やオーストラリア、インドなどとの外交関係強化につながった。

安倍首相は首相退陣後も自民党最大派閥の清和政策研究会(安倍派)の会長として、防衛費増など防衛力強化や積極財政、憲法改正に向けた議論を主導してきた。

安倍首相は沿岸海域のみならず、遥か洋上の船舶内で傷病者が発生した場合、海上保安庁の船艇・航空機等により医師を現場に派遣し、傷病船員等を収容して応急手当てを施しつつ、最寄りの医療機関まで救急搬送するという、世界で唯一の洋上救急事業の推進に尽力された。

遠藤 潔は、公益財団法人日本水難救済会(以下「日本水難救済会」)創設以来、沿岸海域における人命・財産の救助において歴史と実績がある水難救済事業の崇高さと重要性を認識するとともに「青い羽根募金」の社会貢献活動が評価され、安倍晋三元首相の安倍昭恵夫人ご臨席の下、2019年6月11日 日本水難救済会名誉総裁であられる高円宮妃久子殿下より、名誉総裁章・名誉総裁感謝状を受賞した。

安倍首相は、安倍宗任を祖とし44代目の末裔である。阿倍倉梯麻呂の子孫に平安時代中期の東北の武将、安倍貞任、宗任の兄弟がいる。2人は前九年の役で朝廷軍と戦って敗北。貞任は死んだが、生きのびた宗任の子孫のうち、山口県に落ち延びた一族が安倍家の直接のルーツとされる。

13年7月の参院選で岩手県入りした安倍首相は演説の中で「安倍貞任の末裔が私になっている。平安時代に陸奥国の奥六郡(現在の岩手県内陸部)を治めた豪族・安倍氏一族にあり、ルーツは岩手県」と話した。

国民と共に心から哀悼の意を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げる。


■ 安倍晋三
衆議院議員(10期)、内閣総理大臣(第90・96・97・98代)、自由民主党総裁(第21・25代)、自由民主党幹事長(第41代)、内閣官房長官(第72代)、清和政策研究会会長(第10代)、自由民主党幹事長代理、内閣官房副長官等を歴任。