遠藤潔の活動報告

第十八代 遠藤宗家 遠藤潔

故安倍晋三元首相に従一位、大勲位菊花章頸飾

2022年07月11日
政府は11日の閣議で、8日に67歳で死去した安倍晋三元首相を従一位、大勲位菊花章頸飾に叙すると決めた。現行憲法下で大勲位菊花章頸飾を受ける首相経験者は、吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘各氏に続き4人目となる。

大勲位菊花章頸飾は、88年(明治21年)1月4日に、宝冠章及大勲位菊花章頸飾ニ関スル件(明治21年1月4日勅令第1号)により制定された。その形状は当初、各種勲章及大勲位菊花章頸飾ノ図様(明治21年閣令第21号)に定められたが、03年(平成15年)11月3日の栄典制度改革により、各種勲章及び大勲位菊花章頸飾の制式及び形状を定める内閣府令(平成15年内閣府令第54号)に改めて定められた。

安倍元首相は、同時に大勲位菊花大綬章と共に授与される。大勲位菊花章頸飾を佩用する際は、同時に大勲位菊花大綬章の副章も頸飾の副章として左胸に佩用する。頸飾は大勲位菊花大綬章受者に加授されるか、受章者が大勲位菊花大綬章を授与されていない場合は大勲位菊花大綬章と共に授与される。外国元首などの場合は後者に該当し、頸飾章と同時に大勲位菊花大綬章を授与されるため、佩用の際には大勲位菊花大綬章の副章を用いる。

遠藤 潔は、公益財団法人日本水難救済会(以下「日本水難救済会」)創設以来、沿岸海域における人命・財産の救助において歴史と実績がある水難救済事業の崇高さと重要性を認識するとともに「青い羽根募金」の社会貢献活動が評価され、安倍晋三元首相の安倍昭恵夫人ご臨席の下、19年6月11日 日本水難救済会名誉総裁であられる高円宮妃久子殿下より、名誉総裁章・名誉総裁感謝状を受賞した。

安倍首相は沿岸海域のみならず、遥か洋上の船舶内で傷病者が発生した場合、海上保安庁の船艇・航空機等により医師を現場に派遣し、傷病船員等を収容して応急手当てを施しつつ、最寄りの医療機関まで救急搬送するという、世界で唯一の洋上救急事業の推進に尽力された。

※画像:大勲位菊花章頸飾


【 大勲位菊花章頸飾 】
創設者:明治天皇
対 象:大勲位菊花大綬章を授与されるべき功労より優れた功労のある者
創 設:1888年1月4日
期 間:1888年 現在
初授与:1888年1月4日 勲章制定にあたり明治天皇自ら佩用
下 位:大勲位菊花章


■ 安倍晋三
衆議院議員(10期)、内閣総理大臣(第90・96・97・98代)、自由民主党総裁(第21・25代)、自由民主党幹事長(第41代)、内閣官房長官(第72代)、清和政策研究会会長(第10代)、自由民主党幹事長代理、内閣官房副長官等を歴任。勲等は桐花大綬章、2022年(令和四年)7月8日閣議にて、従一位、大勲位菊花章頸追贈。