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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
松本吉郎 日本医師会会長
2022年10月24日
日本医師会の松本吉郎会長は、かかりつけ医機能の制度整備をめぐる動きについて、日医のワーキンググループが11月初旬にも報告書をまとめる予定であり、2013年の日医と四病協との合同提言で打ち出した定義そのものは変えないが「いかに機能を国民に分かりやすく提示していくかが非常に重要な課題」と強調した。
日医は2013年に四病協との合同提言の中で、かかりつけ医の定義について「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」としている。
新型コロナ対応については、欧米に比べて、日本では死亡者数を抑えていることを挙げ「日本の対応は世界的に見ても高水準と言える」、「医療現場はまさにぎりぎりの状態で逼迫しつつも、しっかりと患者を守ってきた」と述べた。さらに、コロナ対応は、かかりつけ医制度と絡めて議論されることを踏まえ「かかりつけ医制度があったような国でも、初期対応が本当にできていたのかは疑問に思う」とも語った。
一方で松本会長は、感染拡大時には国民が受診先に迷うケースもあったことを認め「医師会としても国民に分かりやすく情報発信をするなど改善をしていかなければならない」と述べ、医師と国民・患者の間で平時から身近で頼りになる関係を作る必要性を指摘した。
想定される第8波対応については「新型コロナと季節性インフルエンザの同時期流行に備えた発熱外来診療体制をしっかりと作っていくことが必要」であるとし、各医療機関が役割分担と連携し、地域を面として支えていく重要性を強調した。
■ 松本吉郎
80年浜松医科大学医学部卒業、88年松本皮膚科形成外科医院理事長・院長、96年大宮医師会理事、06年大宮医師会副会長、10年埼玉県医師会理事、日本医師会予備代議員、11年埼玉県医師会常任理事、14年大宮医師会会長、日本医師会代議員、16年日本医師会常任理事、17年群馬医療福祉大学看護学部 臨床教授(非常勤)、厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員、22年第21代日本医師会会長。15年藍綬褒章受章。
日医は2013年に四病協との合同提言の中で、かかりつけ医の定義について「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」としている。
新型コロナ対応については、欧米に比べて、日本では死亡者数を抑えていることを挙げ「日本の対応は世界的に見ても高水準と言える」、「医療現場はまさにぎりぎりの状態で逼迫しつつも、しっかりと患者を守ってきた」と述べた。さらに、コロナ対応は、かかりつけ医制度と絡めて議論されることを踏まえ「かかりつけ医制度があったような国でも、初期対応が本当にできていたのかは疑問に思う」とも語った。
一方で松本会長は、感染拡大時には国民が受診先に迷うケースもあったことを認め「医師会としても国民に分かりやすく情報発信をするなど改善をしていかなければならない」と述べ、医師と国民・患者の間で平時から身近で頼りになる関係を作る必要性を指摘した。
想定される第8波対応については「新型コロナと季節性インフルエンザの同時期流行に備えた発熱外来診療体制をしっかりと作っていくことが必要」であるとし、各医療機関が役割分担と連携し、地域を面として支えていく重要性を強調した。
■ 松本吉郎
80年浜松医科大学医学部卒業、88年松本皮膚科形成外科医院理事長・院長、96年大宮医師会理事、06年大宮医師会副会長、10年埼玉県医師会理事、日本医師会予備代議員、11年埼玉県医師会常任理事、14年大宮医師会会長、日本医師会代議員、16年日本医師会常任理事、17年群馬医療福祉大学看護学部 臨床教授(非常勤)、厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員、22年第21代日本医師会会長。15年藍綬褒章受章。