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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
グロッシ国際原子力機関(IAEA) 事務局長
2023年07月04日
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、東京電力福島第1原発の処理水放出計画について「2年以上検証した結果、国際基準に適合しているものと判断した」と述べ、「放出は妥当」とする従来の見解を堅持した。
日本が計画する東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について「今後数十年にわたって監視や評価を続ける」と述べた。IAEAが日本に現地事務所を新設し、海洋放出の影響について検証を続ける方針を示した。海洋放出が計画通りに進んでいるか監視するとともに、風評被害への懸念が根強い地元漁業者らとの対話や、放出後も安全評価を継続して行う。
汚染水から放射性物質の大部分を取り除く技術について「新しいことではなく、既に産業界に存在するものだ」と指摘した。「一定量の放射性物質を含む水の放出は中国や韓国、米国、フランスなど多くの国で実際に行われている」と語った。
グロッシ事務局長は、中国や韓国、太平洋島諸国などは、処理水の海洋放出に強い懸念を示していることにたいして「私の責任は、いつでも疑問に対応することだ。今回の報告書は十分に科学的な答えを出している」と説いた。
グロッシ事務局長は、日本の原発処理水の放出計画が国際的な安全基準に合致していると結論づける包括的な報告書を岸田文雄首相に提出した。5日に福島第1原発を視察し、7日まで日本に滞在する。その後に韓国、ニュージーランド、クック諸島の3カ国を訪問する。
■ ラファエル・マリアーノ・グロッシ
グロッシ事務局長は軍縮や不拡散の専門家。アルゼンチン外務省入省後、化学兵器禁止機関(OPCW)官房長、IAEA官房長、在ウィーン代表部アルゼンチン大使、原子力供給国グループ(NSG)議長などを経て、19年12月から現職。
日本が計画する東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について「今後数十年にわたって監視や評価を続ける」と述べた。IAEAが日本に現地事務所を新設し、海洋放出の影響について検証を続ける方針を示した。海洋放出が計画通りに進んでいるか監視するとともに、風評被害への懸念が根強い地元漁業者らとの対話や、放出後も安全評価を継続して行う。
汚染水から放射性物質の大部分を取り除く技術について「新しいことではなく、既に産業界に存在するものだ」と指摘した。「一定量の放射性物質を含む水の放出は中国や韓国、米国、フランスなど多くの国で実際に行われている」と語った。
グロッシ事務局長は、中国や韓国、太平洋島諸国などは、処理水の海洋放出に強い懸念を示していることにたいして「私の責任は、いつでも疑問に対応することだ。今回の報告書は十分に科学的な答えを出している」と説いた。
グロッシ事務局長は、日本の原発処理水の放出計画が国際的な安全基準に合致していると結論づける包括的な報告書を岸田文雄首相に提出した。5日に福島第1原発を視察し、7日まで日本に滞在する。その後に韓国、ニュージーランド、クック諸島の3カ国を訪問する。
■ ラファエル・マリアーノ・グロッシ
グロッシ事務局長は軍縮や不拡散の専門家。アルゼンチン外務省入省後、化学兵器禁止機関(OPCW)官房長、IAEA官房長、在ウィーン代表部アルゼンチン大使、原子力供給国グループ(NSG)議長などを経て、19年12月から現職。