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遠藤潔の活動報告
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遠藤 潔
遠藤潔の活動報告
山川宏 宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長
2024年06月18日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は、月面で目標の100メートル以内に降りる世界初のピンポイント着陸に成功した探査機「SLIM」について「今後の持続的な月探査で必須の技術になる。世界的な月探査競争で、優位性を持っている」と強調した。スリムは今年1月、世界5カ国目となる月面着陸に成功した。これまで他国の着陸精度は数キロ~十数キロだったが、当初の目標地点から東に約55メートルの位置に到着した。
山川理事長は、日本も参加する国際月探査「アルテミス計画」での注目点は、水の存在が期待される南極域の調査であるとし「水があるとされるクレーターを目指してピンポイントで降りる必要があり、この技術で貢献できる」と説明した。
新型のH3ロケットに関しては「運用をできるだけ早く民間へ移管したい」と述べた。H2Aなど、日本のロケットは日程通りに打ち上げることが強みだとし「伝統をH3に引き継ぎ、世界の打ち上げ機会を取り込めるようにする」と語った。
ギリシャ神話に登場する月の女神の名前が由来であるアルテミス計画の主な目的は、月への再有人探査を通じて持続可能な宇宙探査への基盤を構築することにある。具体的には「2025年までに最初の女性を、次の男性を」月面に着陸させることを目指している。
アルテミス計画において日本の主な役割としては、①日本人宇宙飛行士2人が月面着陸予定、②月面探査車「ルナ・クルーザー」を運用、③有人基地「ゲートウェイ」への物資補給である。ゲートウェイでは、主に国際居住モジュール(I-Hab)内のクルーの生命維持に不可欠な環境制御機能を担当している。空気の循環制御、気圧の制御、酸素の供給制御、温度湿度の制御、二酸化炭素や有害ガスの除去制御を担う装置を提供する。将来的には、宇宙飛行士の衣食住を支える物資の輸送等も行う予定である。
■ 山川宏
88年東京大学工学部航空学科卒業、93年宇宙科学研究所(現:宇宙航空研究開発機構)プロジェクトマネージャー、アメリカ航空宇宙局(NASA)客員科学者、欧州宇宙機関(ESA)客員科学者、06年京都大学生存圏研究所教授、10年内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長兼任、12年内閣府宇宙政策委員会委員兼任、18年宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 理事長。21年フランス政府レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。
山川理事長は、日本も参加する国際月探査「アルテミス計画」での注目点は、水の存在が期待される南極域の調査であるとし「水があるとされるクレーターを目指してピンポイントで降りる必要があり、この技術で貢献できる」と説明した。
新型のH3ロケットに関しては「運用をできるだけ早く民間へ移管したい」と述べた。H2Aなど、日本のロケットは日程通りに打ち上げることが強みだとし「伝統をH3に引き継ぎ、世界の打ち上げ機会を取り込めるようにする」と語った。
ギリシャ神話に登場する月の女神の名前が由来であるアルテミス計画の主な目的は、月への再有人探査を通じて持続可能な宇宙探査への基盤を構築することにある。具体的には「2025年までに最初の女性を、次の男性を」月面に着陸させることを目指している。
アルテミス計画において日本の主な役割としては、①日本人宇宙飛行士2人が月面着陸予定、②月面探査車「ルナ・クルーザー」を運用、③有人基地「ゲートウェイ」への物資補給である。ゲートウェイでは、主に国際居住モジュール(I-Hab)内のクルーの生命維持に不可欠な環境制御機能を担当している。空気の循環制御、気圧の制御、酸素の供給制御、温度湿度の制御、二酸化炭素や有害ガスの除去制御を担う装置を提供する。将来的には、宇宙飛行士の衣食住を支える物資の輸送等も行う予定である。
■ 山川宏
88年東京大学工学部航空学科卒業、93年宇宙科学研究所(現:宇宙航空研究開発機構)プロジェクトマネージャー、アメリカ航空宇宙局(NASA)客員科学者、欧州宇宙機関(ESA)客員科学者、06年京都大学生存圏研究所教授、10年内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長兼任、12年内閣府宇宙政策委員会委員兼任、18年宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 理事長。21年フランス政府レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ受章。